ニュートンの想像力を想像した、吉野源三郎。

『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎原作・芳賀翔一漫画が、200万部を突破、Amazon他の2018年度上半期の売り上げランキングで1位だという。
いまあらためて、吉野源三郎の原作を読んでみる。

ニュートンの想像力を想像した、吉野源三郎。

りんごが木から落ちるのを見て、ニュートンは万有引力を発見した、という話は誰でも知っています。
でも、ニュートンはどうしてそんな「人類史上の大発見」を思いついたのでしょうか。

今から80年程前、日本が戦争に向かっていった時代に、吉野源三郎という若い哲学者が、子供たちに書いた本*の中で、ニュートンの思考のプロセスを豊かな想像力で推理して見せています。
りんごがニュートンの目の前で、3〜4メートルの高さから落ちたとして、その高さを、10メートル、100メートル、1万メートル、さらに月の高さまでのばしていく。
すると、りんごは落ちなくなる。重力が働いている限り、りんごは落ちてくるはずです。
でも、現に月は落ちてこない。なぜだろう。

こんな風に、ニュートンは推理をすすめて、とうとう地球に働く重力の法則と、
天体相互に働く引力の法則とが同じ性質のものだという考えに辿り着いた、というのです。

自分の目で見た “じか” の観察から、なぜか?!を考える。
そこからいろいろな物事を関連づけ、その意味を自分でさぐり想像してゆく。

この方法は、天才ニュートンにかぎらず、私たち凡人にも大変有効な方法ですね。

himahima

漫画「君たちはどう生きるか」マガジンハウス 刊

 

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